網膜静脈閉塞症
網膜静脈閉塞症について
網膜静脈閉塞症とは、網膜の静脈が詰まっている状態で、網膜の血管が広がったり、蛇行したり、出血したりします。
網膜に水分が溜まってしまい、黄斑浮腫と呼ばれるむくみを引き起こすこともあります。
網膜静脈閉塞症の症状
- 急な視力の低下
- 出血したところが黒っぽく見える
高橋眼科の特長
光干渉断層計(OCT)
スウェプトソース
OCT DRI OCT Triton
OCT DRI OCT Triton
層構造になっている網膜の断面を調べることができ、黄斑浮腫の状態を確認できます。
視力検査
指定の距離から、視力検査表のどの大きさまで見えるかを調べて測定します。
片眼ずつ行い、見えにくい場合は検査表に近づいて測定します。
眼底検査
目の奥にある網膜や血管の様子を直接観察するための検査で、出血やむくみの有無、度合いなどを確認することができます。
蛍光眼底造影
腕の静脈に注射で造影剤を注入し、眼底カメラを使って目の奥の血管を観察する検査です。血管の形や位置、血液成分の漏れ具合を知ることができます。
治療方法
抗VEGF薬治療(硝子体注射)
VEGF抗体を、硝子体内に注射で直接注入することによって、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑部のむくみの改善が期待できる薬物療法です。
レーザー光凝固
網膜に十分な血液が流れない虚血型網膜静脈閉塞症の場合、網膜にレーザーを照射して、虚血部位の網膜を凝固させます。
そうすることにより、眼内出血による失明や緑内障を予防できます。